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購入派?賃貸派?なぜマイホームを買うのか?

購入派?賃貸派? なぜマイホームを買うのか? 生活マナー
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新人
新人

先輩がマイホーム購入して、いい家だったけど飽きたら賃貸出すって言っててすごいなと

ひよ先輩
ひよ先輩

都心ベイエリアで高値で売り抜けた人もいるようですね。これまでできれば実家、仕方なく一人暮らしをおすすめしているのですが、家を買うということについて解説していきますね。

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データで見る住宅購入状況

国土交通省「建築着工統計調査報告」によると2021年新設住宅着工戸数は865,909戸で前年比+6.6%になっており、2022年においても1-3月で前年比4.9%の伸びとなっています。借家率はおおよそ38.1%程度となります。

また「令和3年度住宅市場動向調査 報告書」によると世帯年収(税込)は分譲マンションが最も高く、平均で 912 万円。次いで注文住宅(三大都市圏)が平均 909 万円。民間賃貸住宅が最も低く、平均 516 万円となっています。

世帯主の年齢をみると、注文住宅、注文住宅(新築)、分譲戸建住宅、分譲マンションでは 30 歳代が最も多く、注文住宅(建て替え)、リフォーム住宅では「60歳以上」が最も多く、中古戸建住宅と中古マンションでは「40 歳代」が最も多く、民間賃貸住宅では「30 歳未満」が最も多くなっています。

常に「いまが買い時」購入派の意見

大抵の方は30代で一定の自己資金と世帯収入を元に「家を買うなら今がチャンス」と思って買われたのだと思いますが、入社2,3年の方々には購入派?賃貸派?の抗争は不思議に映っているかと思います。また著者の知人のケースである地方では入社して2年経ったら注文住宅を買うという文化があり、知人も当たり前のように購入したと聞いてとても驚いた経験があります(特に結婚しているわけでも年収が高いわけでもないようで)。それではなぜ家を買うのでしょうか。以下が購入派の代表的な意見になります。

  • 毎月の支払が賃貸より安い(家賃もったいない系)
  • 家は資産になり相続できる(死亡すると団信によってローン返済義務がなくなる)
  • 子ども2人を考えて間取り/広さ/通勤時間の条件に合う賃貸物件がない
  • 住宅ローン減税と日銀指値オペによって低金利で借りられる
  • 自分の好きなデザインやリフォームができる
  • 買ってこそ一家の大黒柱としての覚悟が出る
  • 高齢になっても住み続けられる
  • 地域に根ざしたコミュニティが形成できる
  • その他:更新費がかかる、家賃上げリスクがある、住所変更の煩雑さ、銀行信用力など

賃貸派の反論

基本的には反論としては、固定化と低減化リスクについてのものになります。

毎月の支払が賃貸より安い(家賃もったいない系)

→固定資産税/修繕積立費/管理費/保険料/自治会費含め諸経費や固定費がかかり続けてしまう

家は資産になり相続できる(死亡すると団信によってローン返済義務がなくなる)

→人口減の中一部地域を除いては価値が低減していく、相続方法などで揉めるケースも想定できる。また団信保険は生命保険と同じ

子ども2人を考えて間取り/広さ/通勤時間の条件に合う賃貸物件がない

→家族の増減によるサイジング、学習スペースの要否、リモートワークやオフピーク通勤などこだわるポイントが変わっていくはず

住宅ローン減税と日銀指値オペによって低金利で借りられる

→固定金利は上昇傾向で今後の政策変更の可能性も十分にありうる

自分の好きなデザインやリフォームができる

→住宅価値を下げる行為になりかねなず、災害や欠陥設備不良リスクが生じる

買ってこそ一家の大黒柱としての覚悟が出る

→そういった時代ではなく、縛られるリスクや担保にしてしまうことにリスクが生じる

高齢になっても住み続けられる

→リフォーム代含め追加コストがかかり、高齢になった際にも住み続けられるかはわからないし、今後高齢者賃貸需要も増えてくる

地域に根ざしたコミュニティが形成できる

→隣人やコミュニティの人は選ぶことができずトラブルになっても動けない可能性がある

その他:住宅手当がもらえる、自身の会社で一部経費にできる

手出し不要のマンション投資

会社で電話番をするとよくある怪しい電話の代表例が「マンション投資」になります。「あなたをお金持ちから遠ざけるもの10選」のとおり、相当の知識と運と労力が必要なので、おすすめはしておりません。上述のメリットの部分をうまく使って「提携ローンで低金利」「東南アジアなら人口増が見込まれて」「定期的な家賃収入」「節税・相続対策」などなどセールストークはとても勉強になります。

買うなら気を付けたいポイント

もしあなたが著者と同じく買わなければならない状況に陥った場合は以下を注意してみて下さい。

  • 周辺中古住宅価格推移を確認し、買う住宅リセールバリューを試算しておく
  • 修繕金の積立状況、理事会で議論されていること(議事録)、周辺(植栽、ゴミ収集、自転車置き場、駐車場)環境の確認
  • (お子様がいる場合)保育園/幼稚園/学童受け入れ状況、地域小中学校、地域転出入数

以下は毎月ローン金利を調べて動向を教えてくれるおすすめの住宅系(筋肉系?)Youtuberの方です。

参考:住宅FP関根のYoutubeチャンネル

以下は住宅ローンの比較サイトです。

参考:モゲチェック

それでもやっぱりおすすめは賃貸

ここで非常に残念なお知らせですが、著者は持ち家を買ってしまった賃貸派です(泣)。住めば都ですが、子の教育に合わせての孟母三遷も必要かなと思っていて、たまたま今のところ中古価格価値は購入価格を上回っていますが、今後はマイナス予測をしています。購入派の人は「自分は間違っていない」という裏返しで必死になっているのだと温かく見守ってあげるのが正しい反応になります。30~40代は車、家、時計、ゴルフの最後の生き残りかもしれないのですが、ちょっとした共通語みたいなもので、だんだんトレーニングや健康の話しかしなくなってくるので、話の振り方にご利用いただければと思います。

以上、参考になれば幸いです。